AI株価分析の使い方 ─ 証券コード入力だけでテクニカル・適正株価・EXIT目標を無料診断

カブスクのAI株価分析機能(AI分析)の使い方を解説。証券コードを入力するだけでテクニカル指標・波動分析・適正株価・EDINET開示情報を統合したAIレポートを無料で生成できます。

「この銘柄、今買っていいのか分からない」「決算やニュースまで自分で追うのは大変」——そんな悩みに向けて、カブスクには証券コードを入力するだけでAIが銘柄を統合分析してくれるAI株価分析機能があります。この記事では、実際の画面に沿って使い方と分析結果の読み方を解説します。

1. AI株価分析とは

AI分析ページにティッカーを入力すると、裏側で次の処理が自動で走ります。

  • 日足(1年)・週足(5年)チャートを生成(移動平均線MA5/25/70/200・RSI14付き)
  • EDINETから直近90日の有価証券報告書・四半期報告書・臨時報告書を取得
  • 株探の材料ニュースを収集
  • これらのデータをAIに渡して統合分析(所要時間の目安は30〜90秒)
<title>証券コード入力からAIレポート表示までの処理フロー</title> 証券コード 入力 チャート生成 +EDINET取得 AI統合分析 レポート 表示

投資助言や売買の推奨をする機能ではなく、あくまでチャートと開示データに基づく情報提供である点は最初に押さえておいてください(分析結果ページにも同様の注記があります)。

2. 使い方(3ステップ)

  1. AI分析ページを開く(無料会員登録・ログインが必要)
  2. 証券コードまたは企業名を入力する。日本株は4桁のコード(例: 7203)を入れると自動で.Tを補完(72037203.T)。米国株はティッカーをそのまま入力
  3. 「分析」ボタンを押して待つ

個別銘柄ページからも、「この銘柄をAI分析する」ボタンで対象銘柄が自動入力された状態でAI分析ページに遷移し、そのまま分析が始まります。

無料会員は1日3銘柄まで実行できます(上限は運営側で調整可能)。すでに同日中に他の会員が同じ銘柄を分析していた場合は、共有キャッシュとして即座に結果が返り、この場合は無料枠を消費しません。過去に生成済みのレポートは非会員でも閲覧だけは自由にできます。

3. 分析結果の読み方

分析概要

現在価格・テクニカル指標(RSI14、MA5/25/70/200との乖離率、52週レンジ内の位置)・信用残高(売り残・買い残・信用倍率の週次推移)が一覧表示されます。RSI14やMA乖離率の見方は前編:株価チャートの読み方と共通です。

目標株価と適正価格

項目 内容
短期目標(1〜4週) 直近のトレンドと出来高から見た短期的な価格の目安
中期目標(1〜3ヶ月) 波動分析(エリオット波動・フィボナッチ)を踏まえた価格の目安
長期目標(3〜12ヶ月) ファンダメンタルズも含めた長期的な価格の目安
1株適正価格 理論株価 = 直近12ヶ月の1株利益 ÷ 期待利回り。期待利回りは業種・成長率からAIが判断

現在の株価が適正価格より安ければ割安、高ければ割高——という単純な比較材料になりますが、期待利回りの設定自体がAIの推定値である点には注意してください。

現状と見通し(EDINET+ニュース)

取得したEDINET開示情報と株探の材料ニュースをもとに、企業の現在の状況をAIが文章でまとめます。決算の良し悪しや直近の材料が、株価にどう影響しうるかを把握する材料になります。

評価項目とスコア

テクニカル・ファンダメンタルズなど複数のカテゴリごとに10点満点でスコアとコメントが付き、それらを合算した総合スコアと、現状ステータス(強気/中立/弱気など)が示されます。個別銘柄の評価を横並びで比較したいときに使いやすい項目です。

詳細分析(6項目)

分析概要より踏み込んだテキスト解説が、以下の6つの観点で表示されます。

  1. テクニカル概要 — 短期/中期/長期トレンドと売買シグナル、サポート・レジスタンス
  2. 売買タイミング — 移動平均線の配列状態、RSIの過熱感、押し目/高値圏の判断
  3. 波動分析(エリオット波動+フィボナッチ) — 週足チャートから波動フェーズと価格帯を推定
  4. 適正価格算出 — 理論株価の算出根拠
  5. 下振れリスクシナリオ — 想定される下落要因と損切りの目安
  6. EXIT目標と総合判断 — 短期・中期・長期の価格目標と総合的な買い/売り判断

4. 使ううえでの注意点

  • 投資助言ではありません。 AIによる情報提供であり、最終的な投資判断は自己責任で行ってください
  • 適正価格や目標株価はAIが算出した推定値です。決算内容や相場全体の地合いが急変すれば前提ごと崩れます
  • 無料枠は1日3銘柄までです。枠を使い切った場合は翌日また利用できます
  • 過去に生成したレポートは分析履歴から見返せます。同じ銘柄を短期間に何度も分析しても、その日のうちは共有キャッシュが返るだけで新たな分析は走りません

まとめ

AI株価分析は、証券コードを入力するだけでテクニカル・波動・適正株価・EDINET開示・EXIT目標までを一度に確認できる機能です。個別に情報を集める手間を省きつつ、最終的な投資判断の材料の一つとして活用してください。チャートの読み方の基礎から押さえたい方は、前編後編もあわせてご覧ください。