カブスクの株価チャートで実際に表示されるローソク足・移動平均線(MA5/25/75/200)・出来高・RSI(14)の意味と読み方を初心者向けに解説します。
株価チャートには情報がたくさん詰まっていますが、見るべきポイントを押さえれば怖くありません。この記事では、カブスクの株価チャートページで実際に表示される4つの要素——ローソク足・移動平均線・出来高・RSI——を順番に解説します。後編では、銘柄ページの上部に並ぶPER・PBR・自己資本比率・信用倍率について解説します。
ローソク足は1本で「その日の値動き」を表しています。
始値より終値が高い日は陽線(多くのツールで赤や白)、終値の方が安い日は陰線(青や黒)で描かれます。ローソクの太い部分(実体)が始値〜終値の範囲、上下に伸びる細い線(ヒゲ)が高値・安値です。ヒゲが長い日は「一度大きく動いたが、押し戻された」ことを示していて、上ヒゲが長ければ上値の重さ、下ヒゲが長ければ下値の堅さのサインとされます。
移動平均線は、直近N日間の終値の平均を結んだ線です。カブスクのチャートではMA5・MA25・MA75・MA200の4本を表示しています。
短期線が長期線を下から上に突き抜けることをゴールデンクロス、逆に上から下に突き抜けることをデッドクロスと呼び、それぞれ上昇・下降トレンドへの転換シグナルとされます。カブスクのカブスクスペシャル(MACDゴールデンクロス銘柄スクリーニング)は、この考え方をMACDという指標に応用して、全銘柄からゴールデンクロス直後の銘柄を自動抽出するスクリーナーです。
注意点: 移動平均線はあくまで過去の平均であり、将来を保証するものではありません。もみ合い相場では線が何度も交差する「だまし」も起きやすいため、後述の出来高やRSIと組み合わせて判断するのが基本です。
出来高は、その日に売買が成立した株数です。カブスクの銘柄ページでは価格情報の下に出来高と売買代金(出来高×株価のおおよその金額)、VWAP(出来高加重平均価格。その日の売買のうち、どの価格帯で多く取引されたかを反映した値)が表示されています。
株価が動いても出来高が少ない日は、少数の売買で値段が振れただけの可能性があり、トレンドとしての信頼性は高くありません。逆に、出来高を伴って株価が大きく動いた日は、多くの投資家がその方向に動いたことを示すため、値動きの信頼性が高いとされます。「値動き+出来高」をセットで見る癖をつけると、チャートの見え方が変わってきます。
RSI(Relative Strength Index)は、直近14日間の値動きのうち「上昇の勢い」がどれくらいの割合を占めるかを0〜100の数値で表した指標です。カブスクの銘柄ページにも表示されています。
ただし、強い上昇トレンドが続く銘柄はRSIが70以上に張り付いたまま何日も上昇を続けることがあります。RSIだけで「高いから売り」「低いから買い」と単純に判断するのではなく、トレンドの方向(移動平均線)と合わせて見るのが安全です。
チャートを読むときは、①ローソク足でその日の値動きの形を見て、②移動平均線でトレンドの方向を確認し、③出来高でその動きの信頼度を測り、④RSIで過熱感を確認する——という順番で見ていくと、情報が整理しやすくなります。
後編では、こうしたチャート情報だけでは分からない「会社の中身」を表す指標——PER・PBR・自己資本比率・信用倍率——を、リスクの見方まで含めて解説します。